Fool on a hill

読んだ本やら、趣味の話やらを徒然なるままに書いていきます。

"A technique for producing ideas"を読んだ

先日、James Webb Young の"A technique for producing ideas"を読んだ

とても薄い本で、英語でも半日で読める

金額も米国AmazonKindleで$1.89

安い


ここでは読んで思ったことを書いてみたいと思う。


この本によると、アイデアとは以下のStepsで出すものである、とのこと:

  • Step 0: アイデアとは、様々な情報の組み合わせである
  • Step 1: いろいろな情報を集める。専門的なものも、一般的なものも。取り出せるようにしておくことが大事。スクラップブックなど
  • Step 2: その様々な情報の組み合わせを探す。見方を変えることも大事。頭を振り絞る
  • Step 3: 頭を振り絞った後は、いったん離れる
  • Step 4: ある瞬間に閃く。新しいアイデア(様々な情報の組み合わせ)が生まれる
  • Step 5: そのアイデアをいろいろなヒトにぶつけ、批判してもらって磨き上げる

わかるような、わからないような感じである。

そもそも、アイデアを意図的に出そうと思って生きていないので、自分の中にアイデアを出す方程式を持っているわけもなく、「そう言われるとそうかな」というぐらいしか思わなかったということかと。

尚、個人的にアイデアというか、「これをやったら面白そう!」となるのは、以下の2つのパターンが多いかなと思う。

  • (1) 本を読んでいて、その中のアイデアを仕事やチームでやってみようと思うパターン
  • (2) 朝の寝起きに寝ぼけながら考え事をしていて、「あ、これやってみよう」と思うパターン

※ ちなみに、(1)と(2)は背反ではなく、組み合わせの場合も多い。

この本に記載されていることと、上記(1)と(2)は似たような部分があるのかなと思った。


で、「じゃあ、もっとアイデアを出すためにはどうするか?」に関しては、Step 1の「情報を取り出せるようにしておく」ということが大事かなと思った。

というわけでもないが、最近、

  • 面白いなと思ったWeb siteの記事は、自分なりのメモを付けて、Google documentにためておく
  • 読んだ本は要約し、かつ、できれば、感想文をブログに書く

ということをするようにしている。自分なりのスクラップブックのつもりである。


正直、「感想文をブログに書く」はかなり面倒臭いが、「書く」という行為は、自分なりの考えをまとめる上で便利なツールでもある。

「情報を取り出せるようにしておく」という意味ではやったほうがいいかなと思っている。