エイジングと向き合うコツ
昨日、「エイジングと向き合うコツ」という講演を聞いたので、備忘録的にポイントと感想を書いておく。
講演のポイントは以下の通り:
- 平均寿命と健康寿命の差分は平均で10年ぐらい。この10年を意識してその準備をすべき
- 加齢により以下のような体の変化がある:
- 筋力の低下
- 骨量の低下
- 感覚器官の劣化
- 消化器官の劣化
- 泌尿器器官の劣化
- 有酸素運動(Waking, Biking, Swimming)を1回30分で週に5回ほど。誰かと一緒にすると効果的
- 皮膚のケアをすべき。歳を取ると皮膚の層が薄くなる。皮膚の下の脂肪が減る。クリームで守るべき。
- サプリメントはほとんど意味がないが、カルシウムとビタミンDは意味がある
- 認知症は、「認知症世界の歩き方」を読むべし
- 加齢により以下の心(頭)の変化がある:
- 記憶力の低下
- 言語力の低下
- 言いたいことが言えない
- 言われていることが理解できない
- 時間・空間の把握力の低下
- 五感・運動能力の低下
- 注意・手続きを行う能力の低下
- 複雑な作業ができない
- 集中できない
- 身体の機能が落ちるという前提で、喜び/やりがい/生きがいを感じられることをやる
- 今からそういったこと(喜び/やりがい/生きがい)を見つける。
ある意味、当たり前のようなことかもしれないが、講演として改めて聞くと勉強になるなと思った。
ちなみに、ちょうど数か月前から、1日30分ほど歩くようにしている。
始めた理由は、「毎日歩かないより、毎日歩いた方が、土日のサッカーの動きがいいから」である。「要するに、この歳になると、毎日歩かないと、日に日に体が衰弱する」ということを実感したが故に、毎日のWalkingを始めたのだが、この講演を聞いていて、「そうだよな~」と改めて思った。
後、「誰かと一緒にすると効果的」というのは面白いなと思った。やはり人間は誰かとコミュニケーションを取りながら生きていく生き物なのかなと思う。何万年も進化してきた中で、DNAに「チームワーク」というものがしみついているのかなと思う。