Fool on a hill

読んだ本やら、趣味の話やらを徒然なるままに書いていきます。

1on1はやはりいいなと思った話

先日、チームの若手の人と1on1をした。

その人は、7月にチームにジョインしたので、チームに来てちょうど3ヶ月ぐらいである。また、入社4年目ぐらいのはずなおで、まだ20代の後半である。ちなみに、私はそのチームの一員というよりかはアドバイザ的な位置づけで参加していて、その人よりも一回り以上、歳を取っている…(unfortunately)

また、今回、その人とは初めての1on1だった。

 

こういう1on1は、立場上、向こうから「1on1をしましょう」と言ってくるケースはほぼないため、私から設定することにしている。一方で、最初に1on1をする際は、「意味があるのかな?迷惑がられたら嫌だな」と少し思うのも事実である。

 

で、1on1をした。こちらが話すというよりも、先方に話していただくことが1on1の目的なので、必ず「何かありますか?疑問とか、引っかかっていることとか、気になることとか」と始めるようにしていて、そのように問いかけると、今のチームがやろうとしている新しい取り組みについて、質問をされた。内容は、Agile開発/DevOpsとか、外注 vs. 内製とか、そういう類の話なので、詳細は省略する。

 

思ったのは、3ヶ月も経って、それなりに仕事を進めているにも関わらず、心の中では、その辺の疑問を持ったまま仕事をしているのだな~という点である。という意味で、1on1はやはり大事だなと思う。

自分の心の中の考えや疑問は、口に出したり、紙に書いたりしないと明確にならないことがある(と思っているし、そういう本や記事もよく目にする)。

で、優秀な方は意図的に口に出したり、紙に書いたりすることで明確にし、より高い視座での発言/行動ができているが、一方で、多くの人が、そういったOutputをしないがために、次のステップに行けていないのかなと思う。

1on1は、そういったOutputを意図的に生み出す仕組みであり、素晴らしいな~と改めて思った。