Fool on a hill

読んだ本やら、趣味の話やらを徒然なるままに書いていきます。

"Humor, Seriously"を読んで

先日、「Humor, Seriously」という本を読んだ:

 

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この本の主張を端的に言うと、

  • 職場にもっとHumorを増やすべき!
  • Humorのセンスのある人は、より出世し、リーダーのポジションに就く
  • 真面目さと楽しさ/軽薄さのバランスが取れた文化は、チームのパフォーマンスを向上させる
  • 何故なら、笑いがある方がより円滑なコミュニケーションが生まれ、心理的安全性が上がるから

という感じである。

 

私自身は、大阪の出身ということもあり、比較的自然と「笑い」を追い求めるところがあるとは思う。一方で、芸人ではないので、「ある程度は」というレベルだが。

実際、社内のプレゼン(特に偉い人へのプレゼン)では、みんな、真面目に話しすぎだと感じていて、「もっと楽しく、普通の言葉で説明できないのかな〜」と思っていた。

この本を読んでみて、「笑いを追い求めることは正しい!」というお墨付き(Justitification)をもらった気がしてよかったなと思う。

今までのやり方は間違ってなかったんだ、もっとやっていこうという感じである。

実際、自分の回りの偉い人でも、いつもふざけたことを言う人は結構な割合でいて、今、思うと、いつもふざけているからこそ、昇進できたのかもしれないなと思う。

また、昔ならいざ知らず、現代のような「VUCAの時代」、「正解など存在せず、自ら正解を創り上げていく時代」においては、まさに「笑い」というのは強力なツールなのかなと思う。

実際、笑うと、脳内にDopamineやOxytocin、Endorphinsが増え、また、Cortisolが減るらしい。さらに、前頭葉も刺激されるらしい。要は、物理的?/化学的?にも仕事で笑いを追い求めることは良いことづくめのようである。

引き続き、Humorを持って生きていこうと思う!!!

おまけ

ふと思ったが、社内の偉い人へのプレゼンは、例えば、

  • 必ず1つは「Humor & Levity」を入れる

とかをルール化するといいのでは、と思う。

特に、幹部向けの説明で、かつ、若手が説明するときにそういうルールを課すと、より良い議論ができるのではと思うが、どうだろうか。。。