Fool on a hill

読んだ本やら、趣味の話やらを徒然なるままに書いていきます。

2022-01-01から1年間の記事一覧

辛い時にどう乗り越えるか

先日、何気なくYouTubeを見ていたら、本田圭佑が以下のようなことを言っていた: 【本田圭佑】クロアチア戦でPKを外した南野拓実に正直な意見をぶつける!!【カタールW杯/日本代表/切り抜き/ゴール/モナコ】 - YouTube Interviewer: 辛い時にどう乗り越えるべ…

「GRIT」を読んだ感想

Angela Duckworthの「GRIT」という本を読んだ。 一言で言うと、 偉業を成し遂げる人、成功する人は、やり続けることができる人、やり抜くことができる人である 具体的には、Perseverance/ 忍耐(何度でも立ち上がり、ハードワークする)とPassion/ 情熱(深…

先輩の背中を見て育つ。それが文化になる。

今日、ある若手(といっても4年目ぐらい)と1on1をしていると、 あるプロジェクトについて、面白くなってきた。モチベーションが上がっている。プロジェクトの進め方について、AさんやBさんのやり方を見てきた。ああいう感じで人を巻き込みながら進めたい。 …

1on1はやはりいいなと思った話

先日、チームの若手の人と1on1をした。 その人は、7月にチームにジョインしたので、チームに来てちょうど3ヶ月ぐらいである。また、入社4年目ぐらいのはずなおで、まだ20代の後半である。ちなみに、私はそのチームの一員というよりかはアドバイザ的な位置づ…

遺伝子をONにして生きていく

先日、「生命の暗号」という本を読んだ。著者は、村上和雄さんという分子生物学者である。 この本のポイントは、ずばり 人間の遺伝子の情報量(文字数)は約30億だが、そのうちの5~10%しか働いていない すなわち、90~95%の遺伝子は眠っている 環境を変えて…

"Man's Search For Meaning"を読んで

"Man's Search For Meaning"という本を読んだ。著者はアウシュビッツ収容所を生き残った精神科医である。 この本のメッセージは、 人は環境や状況に対して自由ではない。すなわち、人は環境や状況により影響を受ける しかしながら、人は、その環境や状況に対…

AmazonのFulfillment Centerについて

先日、AmazonFulfillment CenterのYouTube動画を見た↓ www.youtube.com 2:15ぐらいから始まる「同じようなものをまとめて格納するより、ランダムに格納した方が効率が良い」というところに、Amazonの凄みを感じた。 いわゆるDXを行う場合に、これまでの手作…

ダイバーシティについて

先日、村木厚子さんの講演を聞いた。ダイバーシティについていろいろな切り口でお話をしていただき、とても勉強になった。 以下に「へ~」と思ったことを書き留めたい。 『風土は「風」の人と「土」の人が創る』 その講演の中で『風土は「風」の人と「土」の…

「パラコンシステントワールド」を読んで

澤田純の「パラコンシステントワールド」という本を読んだ。 この本の言いたいことは、ざっくり言うと、 それぞれの生き物は主観的な知覚世界(環世界)に生きており、無数の環世界が存在する。すなわち、多様性のある世界である そして、この世界の住人は、…

情熱はありますか?

10年ほど前に、ある方(結構、上の方)から以下の言葉を言われた: 上を見て為した仕事に成功事例など無いのです。自身を信じて辿り着いた仕事に対する情熱に人は動く。その人に情熱があるか無いか、それだけを見ています。 と言いつつ、実は、直接、言われた…

「聞く」ということについて

本日は「聞く」ということについて、改めて整理したい。 何かの本に 「話し方」、「書き方」、「読み方」を教えてくれる授業やレクチャーはあるが、誰も「聞き方」を教えてくれない という記載があったが、「確かに」と思う。 実際、「聞く」のは難しい。 た…

システムが持続的かつ自動的に発展していくために

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」という本を読んだ。 その本の前半に「システムが持続的かつ自動的に発展していくための必須の要素」に関する記載があり、非常に勉強になった。「なるほどな!」という感じ。 具体的には、以下の7つ(本の中では、「5…

モンテッソーリ教育

今日、とある本を読んでいると、 Google, Amazon, Facebookの創業者は幼い頃にモンテッソーリ教育を受けていた という記載に出くわした。 「え?ほんまに?」と思い、ググって調べると事実らしい↓ モンテッソーリ教育を受けた有名人まとめ|日本人のあの人も…

チームメンバーに自発的に動いてもらうために

ちょっと思ったことを備忘録として書いてみたい。 先日、あるチームのリーダーっぽい人に「○○さん(新しく来た人)とそのチームのコミュニケーションが不十分ですよ」と伝えたところ、 それは理解している ただ自発的に動いてほしいので、今は静観している …

本栖湖でのキャンプ

一昨日から今日にかけて本栖湖にキャンプに行ってきた 奇跡的に湖畔沿いのスペースに空きがあったため、そこにテントを張り、子どもと一緒にカヤック/SUPボード/水遊びを、思う存分、楽しんだ そして、焼けた。痛い。。。 今回、初めて湖畔のキャンプをし…

「やはりスクラムマスターは大事だな」という話

最近、あるスクラムチームの規模を大きくし、ミッションも少し増やすという営みがあった。 人数で言うと、4人から8人ぐらいになり、ミッションとしては、少し毛色の異なるミッションが追加される形である。 教科書的には、毛色の異なるミッションを追加すべ…

システム思考を使ってリーダーシップを考えてみた

先日、「組織の課題を整理しよう」となった時に、ある人がシステム思考を使っていい感じの絵を描いていて、「へ~、すごいな」と思った。 ちなみに、その人が薦めていた本(日本語の本)は、『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?』という本であり、…

前頭前野について

"The Defining Decade: Why Your Twenties Matter--And How to Make the Most of Them Now"という本を読んでいて、「え?そうなの?」という驚きがあったので、ここで軽くまとめたい。 多少、意訳している部分もあるが、この本の一節に、 前頭前野は「考える…

チームを跨いだ変革の進め方について

複数チームを跨いだ変革について思ったことを書いてみたい。 まず大前提として、「人は自分の組織に愛着を持つ生き物であり、複数チームを跨いだ変革は難しい」ということが言える。 変革をするためには、「今までのやり方はおかしい」という自己否定から始…

コミュニティマーケティング

先日、「ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング」という本を読んだ。AWSのコミュニティを立ち上げた小島さんの本である。 本のポイントを要約すると、 マーケティングにおいて、従来のマスマーケティングは、「認知」のところにフォー…

「今年度の組織の目標を1つだけ変えてみて」というお話

先日、所属する組織の年度初めのキックオフがあった。 そこで、その組織の長から こちらが今年度の組織の目標(4つの箇条書き)です。その1つを変えていいなら、どうする?各自で考えて、Slackに書き込んで! というお題が出された。 このお題に関して、「こ…

Visionについて

昨日、ある先輩と話していて、私から、 「最近、若手が中堅になる頃に会社を辞めていくんですよ。外資の方が待遇もいいし、終身雇用という時代でもないので、しょうがない部分もあるのですが…」 という話をしたら、 「それは経営層が悪い。リーダーが『○○を…

「Team Topologies」を読んで

GWの空き時間に「Team Topologies」という本を読んだ。 最近、いろいろお手本にしているチームのエースエンジニアの方が「Team Topologiesを読んでいる」と話していたので、それに触発されて読んでみた。 一言で感想を書くと、「チーム作りを考える上でとて…

エイジングと向き合うコツ

昨日、「エイジングと向き合うコツ」という講演を聞いたので、備忘録的にポイントと感想を書いておく。 講演のポイントは以下の通り: 平均寿命と健康寿命の差分は平均で10年ぐらい。この10年を意識してその準備をすべき 加齢により以下のような体の変化があ…

"Questions are the answer"を読んで

先日、「Questions are the answer」という本を読んだ。著者はHal Gregersenという人で、実は、2年ほど前にこの人の授業を受けた。 と言っても、当時、Covid-19まっさかりで、授業がオンラインであったため、画面越しに授業を受けただけだが。 彼の授業の中…

「ちょっとだけやる」

前にここで「『まずはSmallにやりましょう』という人には注意しよう」という意味のことを書いたと思うが、似たような日経新聞の記事を見かけた: 政治にはびこる「ちょっとだけやる」 長期停滞の原因: 日本経済新聞 要約すると、 日本は、ちょっとだけやって…

コミュニケーションって難しいなと思った話

先日、自分のチームのAさんと1on1をした際に、 部下のBさんに任せたつもりだが、なかなか動いてくれない 悶々としている と悩んでいた。 で、少し気になったので、そのすぐ後にBさんと1on1をしてみた。Bさんとは、サッカー仲間でいろいろ気軽にコミュニケー…

少年老い易く学成り難し

最近、何かの拍子に「好きな漢詩は何?」と訊かれて、迷わず「少年老い易く学成り難し」が頭に浮かんだ。 確か、この漢詩を知ったのは小学5年生か、小学6年生だったと思う。 その後も中学か高校の授業でちょろっと出てきたような気もする。 もちろん、当時か…

そのアドバイスはアクセルかブレーキか

今日は短く。 少し前に聞いた講演で、耳に残ったフレーズがあり、ここに備忘録として書いておく。 それは、シンプルに そのアドバイスはアクセルかブレーキか である。 自分がアドバイスをする立場にあった時に、そのアドバイスがアクセルなのかブレーキなの…

子どもの中学受験について

本日は珍しく子どもの中学受験について。 うちの家は、上の子が小学5年生であり、中学受験をするなら、1年後が本番になる。 状況としては、 本人が「受験したい」と言い出したときに手遅れにならないように4年生の終わりから塾には通っている 但し、ゴリゴリ…