しっかりフィードバックする文化をつくろう
偉い人が失言をしたというニュースを時々見る。
こういった偉い人は、これまでの人生の中で似たような発言をしてきたが、これまでの立場ではあまり問題になっておらず、ある程度、偉くなった時にそのまま発言してしまって、失言とみなされたということかなと思う。
では、偉くなる前なら問題なかったのかというと、問題なのではと思う。ただ、公にならなかったから失言とみなされなかったということかなと。
で、ポイントは、
- その人の周りの人が、そういった失言に対して、適切にフィードバックをしてこなかった
ということだと思う。もちろん、それは周りの人の責任ではなく、
- その当人が、失言をしたときに、周りの人がちゃんとそれを諌めてくれるような文化・雰囲気を作ってこなかった
ということかな〜と。
実際のところ、ある組織の偉い人はそれなりの権力を持っており、その人に対して「今の発言はおかしいですよ」というのはなかなか大変である。言うメリットよりも、言うデメリットの方が遥かに大きく感じられる。
だからこそ、その偉い人自らが「そういう時はどんどん『おかしい』と声を上げてね。Welcomeだから」と言わないといけない。と言いつつ、難しいが。
数年前に読んだNetflix創業者の「No Rules Rule」をもう一度読もうかなと思った。