Visionについて
昨日、ある先輩と話していて、私から、
「最近、若手が中堅になる頃に会社を辞めていくんですよ。外資の方が待遇もいいし、終身雇用という時代でもないので、しょうがない部分もあるのですが…」
という話をしたら、
「それは経営層が悪い。リーダーが『○○を実現しよう。付いてきてほしい』と言って、それに共感してくれるか。そこで共感できずに出ていくのはしょうがない。」
というコメントをいただいた。
ちょっと目から鱗というか、「確かにそうだな」と思った。考えてみると当たり前の考え方だが、今まで悩んできた中で、あまり明確に意識できていなかったなと反省した。いわゆるBlind Spotsというやつかもしれない。
もちろん、Visionだけではなくて、MITのDistributed Leadershipにあるように、「Relating」、「Sense-making」、「Visioning」、「Inventing」のそれぞれでチームへの求心力は存在し、それぞれを意識すべきだとは思うが、あまりにも「Visioning」への意識が薄かったなと反省した…
改めてVisionを意識したいと思う。
後、やはりいろいろな人と話すべきだなと思った。今回、コロナも収まってきたので、この方とも久しぶりにお会いして、Face-to-Faceで話をした。ちょっと他の人とも話してみようと思った。