Fool on a hill

読んだ本やら、趣味の話やらを徒然なるままに書いていきます。

「やはりスクラムマスターは大事だな」という話

最近、あるスクラムチームの規模を大きくし、ミッションも少し増やすという営みがあった。

人数で言うと、4人から8人ぐらいになり、ミッションとしては、少し毛色の異なるミッションが追加される形である。

教科書的には、毛色の異なるミッションを追加すべきではない、ということはわかっているが、いろいろな事情があり、致し方がなかった。

なお、追加される4人は、完全に新規の方というわけではなく、お互い、知っている人同士であり、その点は比較的良いかなと思っている。

で、いざ、新体制を始めてみると、少しずつ少しずつ仲良くなっていっている感じはあり、新しい仕事も始めつつあるが、やはりまだぎこちないところがある。

という状況の中、スクラムマスターの方と1on1をしていると、そのスクラムマスターの方から「やはりもう少し整理して、全員の意識を合わせた方がいいですよね?各メンバーと1on1をしつつ、その辺を進めたい」と相談された。

ここで、表題の「やはりスクラムマスターは大事だな」と思った、というのが今日の話である。※ ここまで前置きが長くてすみません。そして、もう終わります。

 

こういう場合、スクラムマスターがいないと、リーダーシップのある人で、気づいた人、あるいは、役職的にもリーダーであるべき人が、旗を振って整理をすることが多いと思う。

とは言え、そういう気づいて動ける人がいない場合や、役職的にリーダーである人が忙しすぎて機動力を持って動けない場合には、チームとしてのパフォーマンスが100%ではない状態で、時間が過ぎてしまうことがあるのだろうなと思う。

という意味で、スクラムマスターという役割をおいて、仕組みとしてそういう問題を回避しているのだな〜と改めて思った。

実際、今回、相談してくれた方は、社会人を始めて3年目ぐらいの方で、もしスクラムマスターでなければ、そういうことを考えようとしなかっただろうなと思う。

 

スクラムマスターの重要性は、さっと理解しづらい部分もあるので、こういう話を頭に入れておいて、さっと説明できるといいなと思った。