「ちょっとだけやる」
前にここで「『まずはSmallにやりましょう』という人には注意しよう」という意味のことを書いたと思うが、似たような日経新聞の記事を見かけた:
要約すると、
- 日本は、ちょっとだけやって、やった気になり、何も変革してこなかった
- ちょっとだけやると、やった人は「何もやっていない」という批判を避けることができる
- また、変革を望まない人もいて、その人の影響もある(特に、政治家は選挙で選ばれるし)
とのことだった。
あるあるだな~と思う。
政治の世界とそれ以外はいろいろ違う面はあるが、2.の「ちょっとだけやると、『何もやっていない』という批判を避けられる」というのは、会社とかでもまさにそうだなと思う。
もっと言うと、そうやって大きな変革を先延ばしにする人は、「自分自身も騙しているのでは」という気がする。
要は、意識の表層においては改革しているつもりになっていて、深層心理における「抜本的な改革から逃げている」ということに気づいていない、あるいは、気づこうとしていないのかなと思う。
とここまで書いてきて、自分もついついそうなっている場合がありそうだなと思った。
こういうのは0, 1ではないため、少なからずそういう部分はあるのだろうと思う。
気をつけよう。